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【3月・4歳児】月案文例と書き方/ねらい・環境構成など<2022年版フォーマットあり>

指導計画・指導案の作成は、日々の保育をきちんと進めていくためにとても大切です。しかしそれなりに手間がかかるもの。そこで、さまざまな事例を見ながら自分なりの計画が作れる参考文例と、すぐに使える最新のフォーマットをご用意しました。ポイントは子ども主体になっているか。今回は、4歳児クラス・3月の月案です。

ねらい

  • 進級に期待を持ち、自立して行動をする。
  • 全身を使って、のびのびと遊ぶ。
  • 感謝の気持ちを持ち、相手に言葉で伝えようとする。
  • 卒園を迎える年長クラスとの関わりを深める。
  • 春の自然に興味を持ち、探索する。
  • ひな祭り会を通して行事に親しむ。
  • 自分で文字を読む楽しさを感じ、絵本に親しむ。
  • 年長クラスへのプレゼントを考え、自分なりの表現で製作をする。

内容

  • 年長クラスの子どもたちの姿に憧れを持ち、真似をしながら自分の力でさまざまことを解決する。(健康・人間関係)
  • 縄跳びを跳んだり、ボールをついたり、アスレチック遊具に挑戦したりと、全身のさまざまな機能を使って遊びを楽しむ。(健康)
  • 今まで一緒に園で過ごした年長クラスの子どもたちに感謝し、お別れ会で伝える言葉や歌を考える。(人間関係)
  • 年長クラスの子どもたちと一緒に遊んだりご飯を食べて、残りの時間を存分に楽しむ。(人間関係)
  • 草花の芽が出ている様子や、虫が増えてきた様子に気付き、手に取ったり虫眼鏡を使ったりしながら観察をする。(環境)
  • ひな祭りに関連するさまざまな言葉やその由来、行事食の意味を学び、実際にひな飾りを見たり行事食を食べる。(環境)
  • 覚えたひらがなで簡単な絵本を声に出して読んだり、年下クラスの子どもたちに読み聞かせたりする。(言葉)
  • 年長クラスへのプレゼントをみんなで話し合い、決まったものを絵の具やクレヨン、廃材などさまざまな素材を使って製作する。(表現・環境)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
  • 健康(心身の健康に関する領域)
  • 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
  • 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
  • 言葉(言葉の獲得に関する領域)
  • 表現(感性と表現に関する領域)

環境構成

  • 子どもたちが出来るだけスムーズに新しい環境に馴染めるように、進級について話をしたり、年長クラスと合同保育を行う。
  • 縄跳びやボールを外遊び用具が置いてある場所に増やしておく。
  • お別れ会の歌やセリフについて考えるために、子どもたちと話し合う時間を設ける。
  • 合同保育の時間を増やしたり、交流ランチを行う。
  • 暖かい日は積極的に戸外で遊び、虫眼鏡や虫捕り網、お散歩バッグを持って行く。
  • 子どもたちが本物に触れられる機会になるよう、ひな飾りを準備する。
  • 子どもたちが自分で読める長さや内容の絵本を、本棚に増やす。
  • 作るものに合わせて段ボールやカップ、粘土など必要な素材を準備する。

予測される子どもの姿

  • 進級を楽しみにする子もいれば、不安に感じて嫌がる様子の子もいて、体調を崩したり不安定になることがある。
  • 縄跳びやボールの数が足りないときでも、他児と一緒に使ったり交代するなどして、みんなで身体を動かすことを楽しむ。
  • お別れ会に向けて、「ありがとうって言いたい」「〇〇の歌が歌いたい」など、子どもたちなりの考えやアイデアが多く出る。
  • 積極的に年長クラスの子どもたちのところに駆け寄ったり、隣でご飯を食べたりと、憧れや愛着を持って関わる姿が見られる。
  • 周りに自然しかない状態でも、興味のあることや遊びを見つけて戸外遊びを存分に楽しむ。
  • 「お雛様かわいい」「きれい」など、ひな飾りを見て感想を口々に言い、絵に描いたり製作して遊びに展開する。
  • 一文字ずつゆっくりではあるが、最後まで自分だけで絵本を読むことができるようになる。
  • 年長クラスの子どもたちが好きな遊びや好きなものを考え、想像を膨らませて何を作るか考える。

前月の子どもの姿

  • 伝承遊びがクラス内で流行し、伝統的な遊びを楽しむ様子が見られた。特に「はないちもんめ」が人気で毎日のように遊んでいる子どもが多かった。
  • 見通しを持った行動ができるようになり、自分で先のことを考えて動く姿が見られた。

家庭や地域との連携

  • 来年度は年長クラスになることもあり不安を抱える保護者も多いので、出来るだけ個々に面談をしながら気持ちに寄り添っていく。
  • 環境が変わることを感じ取り不安になる子もいるので、保護者と体調や日々の様子を共有しながら共にサポートしていく。

健康や安全

  • アスレチック遊具で遊ぶときは、転落などの危険があったときにはすぐに支えられるよう近くで見守る。

食育

  • 行事食を食べて伝統文化に触れる。
  • 旬の食材を使った給食を楽しみ、さまざまな味を知る。

今月の行事

  • 身体測定
  • 避難訓練
  • ひな祭り会
  • お別れ会
  • 誕生日会

今月の歌・手遊び・体操

  • さよならぼくたちのほいくえん
  • 思い出のアルバム
  • うれしいひなまつり
  • 一年生になったら
  • たいせつなともだち

手遊び

  • 大きくなったら何になる
  • おおきくそだって
  • ねこのこ
  • ひなまつり

体操

  • ぼくらのパワー
  • はるになれば
  • おはようロックンロール

今月のおすすめ絵本

  • おおきくなるっていうことは
  • はるのやまはザワザワ
  • しょうがっこうへいこう
  • めざめのもりのいちだいじ
  • たんぽぽはたんぽぽ

自己評価

今年度最後の1ヶ月を、子どもたちがのびのびと主体性を持って過ごせるようなサポートができたかどうかを振り返ってみましょう。特に5歳児クラスでは、進学に向けて不安を抱えている子や期待を持っている子など、個々に感情の差が見られます。進級を控えたその他のクラスでも同様、「それぞれの気持ちに寄り添った保育ができたか」を考えて自己評価をしてみてくださいね。

ダウンロード

ほいくisの会員登録をすると、Excel形式で“そのまますぐ使える”月案フォーマットをダウンロードすることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。また、プリントして参考にしたいという方のためにPDF版もご用意しました。ぜひチェックしてみてくださいね。

Excel月案フォーマットはこちら
月案ダウンロードファイルExcel版の画面イメージ

PDF版の月案文例

PDF版の月案文例はこちら
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まとめ

参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。

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>>指導案・おたより一覧
ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロで構成された編集部のメンバーが、毎日の保育に役に立つ情報を提供していきます。保育に携わる皆さんが、少しでも楽しく、充実した毎日を送るための情報って何なのか? 日々追求しています。

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