すぐに使える月案文例【12月・4歳児クラス】※ダウンロードあり

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ねらい
- 身体を動かして健康に過ごす。
- 自分の体調や健康について関心を持つ。
- 人の役に立つことに喜びを感じる。
- 集団の中で生活していることを意識して行動する。
- 季節の行事について知り、さまざまな文化に触れる。
- ひらがなが書けるようになり、文字を使った遊びを楽しむ。
- 折り紙を使った製作で好きなものを作る。
内容
- 鬼ごっこや縄跳び、サッカーをして身体を動かし、適度に汗をかくことで健康に過ごす。(健康)
- 感染症について関心が高まるとともに、症状や感染の原因などを学び、意識して手洗い・うがいや換気などの対策をとろうとする。(健康)
- 年下の子どもの世話をしたり、片付けや掃除などで保育者の手伝いをして人の役に立つことを嬉しく感じる。(人間関係)
- 散歩の道中の交通マナーや公園の使い方など、友だち同士で声を掛け合い、全員でルールやマナーを守って行動しようとする。(人間関係・環境)
- クリスマスやお正月の行事の由来を学び、日本だけでなく外国の文化についても興味を持つ。(環境)
- ひらがな表がなくてもほとんどの文字を読み書きできるようになり、絵本を自分で読んだり手紙を書いて楽しむ。(文字・表現)
- 指先を使って細かい作業ができるようになり、折り紙を使ってクリスマスの飾りを折ったり、保育者のお手本を見ながら好きなものを作って楽しむ。(表現)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
- 健康(心身の健康に関する領域)
- 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
- 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
- 言葉(言葉の獲得に関する領域)
- 表現(感性と表現に関する領域)
環境構成
- 気象や感染症に注意しながら、なるべく戸外遊びを活動に取り入れる。
- 冬に流行する感染症について話をする。
- 給食の配膳や掃除など、子どもの「やりたい」気持ちを汲み取って手伝える環境を作る。
- 公共機関や食事など、さまざまな場面でのマナーについて話をする時間を設ける。
- 日本と外国の行事の楽しみ方の違いが分かるように、写真を用意してお話しをする。
- 自分の力で読みたいと思える長さやストーリーの絵本を用意する。
- 子どもも分かりやすく描かれている折り紙の本を準備しておく。
予測される子どもの姿
- 寒さの中でも元気に身体を動かす姿が見られる。
- 感染症の症状や原因を簡単に理解したうえで、必要な対策を進んでとろうとする。
- 「ありがとう」と言われることを嬉しく感じ、積極的に自分ができることを見つけて手伝いをしようとする。
- クラスの全員でマナーやルールを守りたいという集団行動への意識が強まって、他児へ注意する姿が見られる。一方でそのことをきっかけにケンカも増える。
- 自分たちが暮らす場所とは違う国があることを意識して、行事の祝い方を真似したり、絵本で外国について調べたりする。
- 保育者の読み聞かせを真似して自分の力で絵本を読もうとする。
- 最初はうまく折り紙が折れず諦めてしまう姿も多いが、保育者に教わったり手本を見ながら最後まで折れるようになる。
家庭や地域との連携
- 本格的に寒さが厳しくなってきたので、家庭でも体調管理には注意してもらうよう呼びかける。
- 今年最後の月になるため、感謝の気持ちをおたよりや連絡帳を通して伝える。
健康や安全
- 寒さで怠りがちな換気を忘れずに行い、健康に過ごせる環境を作る。
- 寒さで身体が固まってケガをしやすくなるので、遊ぶ前に簡単な体操を取り入れる。
食育
- 旬の野菜を取り入れた給食や、行事食を楽しむ。
- やってはいけない箸の使い方についても話をして、マナーを身に着けていく。
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まとめ
参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。【関連記事】
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