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日本とは違う保育園のお休み事情【ブラジルの生活】

海岸で遊ぶブラジルの子どもたち
ブラジル・カノア保育園の設立ストーリーと並行してお届けしている、ブラジルの文化や地元の生活を紹介するシリーズ。今回は、ブラジルの保育園のお休み事情について。日本にはない独特のサイクルがあるようです。


ブラジルは、皆さんご存知の通り南半球にあります。そのため季節は日本と正反対。日本が冬の時は夏、夏の時は冬…となります。

しかし、ブラジルはとても大きな国。主要都市であるサンパウロから私が住んでいるセアラ州の州都フォルタレーザまで、直線距離で約3000㎞あります。





サンパウロは夏と冬の気温差があります。冬は、朝方家を出るときにはダウンジャケットを羽織り、お昼頃は半袖、夕方になり、日が沈むとまたジャケットを羽織る…というように、まるで1日の中に四季があるかのように気温が変化します。これには本当に驚きました。


ただ、私が住んでいる場所は赤道に近く、常夏です。雨季と乾季はありますが、衣替えの必要のない気候だといえます。

ブラジルの年度は1月に始まります。そういうと保育園や学校は1月から…と思われるかもしれませんが、実際に始まるのは2月からです。なぜかというと、12月25日のクリスマス前に年度終わりを迎えるため、そこから長期休暇に入るからです。

そして2月に前期は開始されるのですが、ここはブラジル。月の暦で日付が毎年変わりますが、2~3月はカーニバル週間として約1週間の祝日、3~4月はイースター週間として約4日間という祝日が続きます。そのため、実質的に活動を開始することができるのは4月から…となるのです。

しかもこの長期休暇中、役所などもお休みとなるため必要な書類が発行されない…といったこともよく起こります。日本では考えられませんよね。こうした事情もあり、私は近年、年末に日本に帰国し、4~5月頃にブラジルに戻る…というサイクルで日本とブラジルを往復しています。

そして、毎年6月24日に開催される「フェスタ・ジュニーナ(6月のお祭り)」前に前期が終了するので、そこから7月いっぱいがまた長期休暇となります。その後、8月から後期が始まり、12月のクリスマスまでとなるのです。


長期休暇ではないですが、ブラジルの保育園や学校は、例えば火曜日に祝日があると、月曜日も休みとなり、同じように木曜日に祝日があると、金曜日がお休みとなります。それでも私たちの保育園は、年間200日以上の授業日数確保しています(笑)。


余談ですが、私が住む地域では雨季になっても雨は夜中から朝方にかけて降ることが多く、日中に降ることはあまりありません。そのため、日中に雨が降ると、子どもだけでなく、教師さえもお休みとなることが多いのです。日本では、日中の雨くらいで保育園や学校を休んでしまう子どもたちはいないと思います。これは、大きな違いといえるかもしれませんね。
 

鈴木真由美

この記事を書いた人

鈴木真由美

保育士。ブラジル・カノア保育園 園長。2000年にブラジル北東部にある漁村カノアに渡り保育園の運営を始める。2006年にカノアでの支援を目的にした「光の子どもたちの会」を設立(2015年にNPO法人となる)。現地の地域力向上を目指して活動中。2児の母。
<光の子どもたちの会HP>
http://criancasdeluz.org/quem_somos_nos/quem_somos_jp.html

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