0~1歳児クラスに備えてほしい布ボール
今日は、布ボールの種類や遊び方についてのお話です。0~1歳児の保育室には、ぜひぜひ備えてほしいのが布ボールです。ボール遊びは、手指・腕・脚などの運動機能の発達に欠かせません。また、ボールのやりとりを通して、保育者との関わりが深まり、やがて友だちとの信頼関係も築けるようになります。
思いっきり投げても、ぶつかっても、痛くないしケガにつながることのない布のボールは、乳児期に大切なおもちゃの一つです。
【ボール遊びの育ち】
- ボールを持つ(大きなボール・肌ざわりの良いボール・可愛いボールを持つことから)
- 振って音を楽しむ(鈴・カプセル容器など音のするもの)
- 落とす(手指の機能)
- ボールを運ぶ
- 転がるボールを追いかける
- 投げる(手指と腕の動きの連動)
- 転がす
- ボールを受け取る(キャッチボール。相手とのやりとり)
- 蹴る
- ゴール・的などに狙いを定めて、投げる・蹴る
布ボールの作例を紹介
次に、これまで私が作ったいろいろな布ボールを紹介しますね。参考にしてみてください。この写真の布ボールは、ラグビーボールのような形の布を6枚つなぎ合わせて作ってあります。
素材はどんな布でもOK! タオル生地やフリースにすると、肌触りも気持ちいですね。中にプラ鈴を入れるのもおススメです。
投げたり・転がしたりした時に可愛い音が鳴ると、心地よい刺激になって、もう一度やってみたくなります。
また、写真のように顔をつけて動物ボールにすると、赤ちゃんも興味を持って握ったり、追いかけたりして遊んでくれます。
布ボール作例・応用編
また、このように、指が引っかかるような隙間のあるデザインもおススメです。
ハイハイ~つたい歩きの頃は、赤ちゃんが両手で物を持って運ぶことができません。こんな風に、片手でも持ちやすい形になっていると、まだ歩けない赤ちゃんでもボール遊びを楽しむことができます。
6本の棒状の布を三角錐の形に組み合わせて作ります。
1歳頃までの子どものボール遊びというのは、「自分で投げたボールを自分で取りに行き、拾ってまた投げる」といった段階があります。「さんかくボール」は転がり過ぎず、程よいところで止まるので、そんな赤ちゃんのボール遊びにおススメです。
いろいろな形のボールで楽しんでみてくださいね。
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