こども環境管理士
こども環境管理士は、子どもたちが自然と触れ合える環境を作るエキスパートです。近年「自然保育」や「森のようちえん」など、自然と関わる保育に注目が集まる中で、保育の実践に役立ちそうな資格ですね。資格を取るには
難易度により1級と2級に分かれていますが、1級は受験資格の決まりがあり、一定の経験が必要です。資格の概要
【認定団体】公益財団法人日本生態系協会
【受験資格】
以下のいずれかひとつに該当すること。
- 幼稚園教諭、保育士の資格取得後、通年満3年以上の実務経験を有する
- 2級こども環境管理士の資格を取得後、通算満3年時用の実務経験を有する
- 幼稚園の園長または副園長として、通算満3年以上の実務経験を有する
- 保育所の所長または副所長として、通算満3年以上の実務経験を有する
- 認定こども園の園長または副園長として、通算満3年以上の実務経験を有する
- 上記に当てはまらない場合、通算満5年以上の実務経験を有する
〈択一問題〉
科目1 自然環境に関する基礎知識
科目2 自然体験・生活体験を充実させる環境づくり
〈小論文〉子どもたちが自然と触れ合い、大切にする生活を送ることができるように取り組みたいことなどを問われる。1級は800文字、2級は400文字。
〈口述試験〉筆記試験に合格した1級受験者のみが対象。
【試験方法】
受験申込関係書類を郵送し、受験。
【HP】
http://kodomo-kankyou-kanrishi.org/index.htm
家族支援マイスター認定資格

資格を取るには
取得には他の資格と比較しても時間も費用もかかり、認定課題もレポートなどがあるため決して簡単に取得できるものではありません。しかし、保護者支援の視点からも持っていて損はない資格ではないでしょうか。資格の概要
【認定団体】ナーチャーウィズ株式会社
【受講資格】
- 20歳以上の男女
- 初志貫徹を実行できる
- 自身の”育ち”や内面と向き合い、哲学できる
- 下記いずれかに当てはまる
- 公的機関が認定する資格を持っている(幼稚園教諭・保育士・教員免許・看護師・社会福祉士など)
- マネージメント経験が3年以上ある
- 企業人事部にて3年以上の実績がある
- 財団が受講を認める方
【コース内容】
Sコース:エグゼクティブアドバイザーEA
Aコース:シニアアドバイザーSA
Bコース:チーフアドバイザーCA
Cコース:アソシエイトアドバイザーAA
Dコース:パートナーアドバイザーPA
難易度によってコースが別れており、受講はDコースからとなります。
【試験方法】
開催される各コースの講座を受講。コースによって必要受講時間は異なり、Dコースは月1回6時間、年間12回の受講となる。
【HP】
https://nurture-wiz.com/company/license
EFR-CFC(子ども救命救急法国際資格)
EFR-CFCは「Emergency First Response」の略で、子どもの救急法スキルを学んだ国際資格です。救急のときどのように動けばいいのか、何をすればいいのかや、子どもの特性に配慮した救命救急スキルなどを学ぶことができます。資格を取るには
受け取れるのは修了証ではなく、国際資格となるためキャリアアップにはぴったりの資格です。突然の事故やケガの際にも、適切な対応ができることは保育園や幼稚園、認定こども園でも重宝されます。やりがいを持って取り組める資格ではないでしょうか。資格の概要
【認定団体】プラムネット株式会社
【受験資格】
・自然ガイドや野外保育、子どもの体験活動等に携わる指導者やリーダーなど。その他興味関心のある方
※保育士、幼稚園教諭、教職員、森のようちえんスタッフ、子育て中の保護者など
【受講内容】
- 救急法、ファーストエイドの価値
- 緊急性の判断
- BLS(一次ケア)の実際
- ファーストエイド(二次ケア)の実際
- 救命救急シナリオトレーニング
- まとめ、認定試験
講座受講後の認定試験に合格すると、資格取得可能。
【HP】
https://www.fieday.net/ac/?p=3166#entryform
チャイルドアートサポーター

資格を取るには
講座を受講することで資格を得ることができます。講座では、環境づくりについても学べるなど、興味深い内容になっているので楽しみながら学べそうですね。資格の概要
【認定団体】まなびLABO
【受験資格】
特になし
【講座内容】
- 美術による教育の目指すもの
- 先生のあり方
- 指導のあり方
- カリキュラム(課題)
- まとめ
講座受講
【HP】
https://www.manabilabo.com/lesson/childart_supporter/
幼保英語士
幼児教育・保育英語検定に合格することで得られる資格です。この検定は、グローバル化に対応できる保育士、幼稚園教諭の養成の一環として、英語力を身につけることを目的としたものです。資格を取るには
4級~1級まであり、春季、秋季、初春と受験のチャンスも多くあります。英語を活動に取り入れた保育園も多くあるので、そのようなところに就職すればより得意分野として力を発揮することができますね。資格の概要
【認定団体】幼児教育・保育英語検定協会
【受験資格】
特になし
【試験内容】
- 4級 幼保英語へのステップ
- 3級 英語を使う園でのチャレンジ
- 2級 アシスタントティーチャーへの一歩
- 準1級 アシスタントティーチャーへの指示
- 1級 幼保英語のエキスパートへ
「幼児教育・保育英語検定」に申し込み、検定を受験
【HP】
http://youhoeiken.com/index.html
スキルアップを目指そう
いかがでしたか? 子どもに関する資格には、さまざまな種類があることが分かったと思います。これらの資格を見ていくと、子どもに関わる仕事として保育士が担っている役割以外にもさまざまな領域があることが分かります。気になる資格があったら、自分の可能性を広げるためにも、ぜひ挑戦してみてくださいね。【関連記事】