しかし最近は、100円ショップやホームセンターなどで収納グッズを手作りするための材料が手軽に購入できます。高いものを購入しなくても、身近にあるものを活用して園で使用するものをさっと片づけられる便利グッズをご紹介します。
牛乳パックでシューズボックス

給食室で使った使用済みの牛乳パックをリサイクルしましょう。お家で使用したパックを提供してもらうのもいいですね。牛乳パックは水分をはじく加工がされているので、紙に水がしみこまず、濡れても拭けば清潔を保つことができるところが利点です。
作り方は簡単。まずは、牛乳パックの上半分を入れるシューズや靴下の大きさと同じぐらいにカットします。園児の人数分のパックが用意できたら、ガムテープを使ってつなげます。収納棚に入れる場合は、予めそこに入るようサイズを考えて長方形もしくは正方形につなげます。
ガムテープはカラフルなものを使用するとかわいいものに仕上がりますし、一旦ガムテープで貼った後、周りにプリント柄の布を貼り付けても仕上がりはかわいいものになります。
牛乳パックの筒のサイズが、園児の靴サイズにぴったりです。お名前をかかとの部分に書くようにして、かかとが見える向きに収納すれば、誰の靴かが一目瞭然わかります。園児の靴を一度に全員分運ぶこともできるので、移動時もとっても便利です。
かごを使っておもちゃを収納

大きさは入れるものによって考えましょう。棚に入るものを選ぶことはもちろんですが、ポイントは深さです。単純に容量が増えるからといって深いものを選ぶことはおすすめしません。
深いものを使うことによって、入れるモノが上へ上へと重なり、下のモノが見えにくくなってしまうからです。
上から見たときにすべてが見えるように立てて収納すると、なにが入っているかわかるので在庫管理もできておすすめです。網目や丸穴があるデザインのかごにすると横から見たときも中身がすこしだけでも見えるので更に良いですね。
おむつやお着替えなどの収納で使用するときは、かごの網目や丸穴にパジャマ等に使うゴム紐や太めの紐をとおして、カゴ内に仕切りをつけたり、牛乳パックを利用して仕切ると使い勝手もいいですよ。プラスチック製のものは軽いですし、洗ったり、拭いたりできるので重宝します。
ワイヤーネットは万能収納グッズ

また、ワイヤーネットは突っ張り棒と組み合わせると収納棚を作ることができます。棚の内側に突っ張り棒2本を手前と奥につっぱらせて、その上にワイヤーネットを置きます。しっかりワイヤーネットを固定したい場合は、結束バンドで突っ張り棒に固定させます。こうすることで、空間を利用して簡単に棚ができます。台紙付き紙パズルなど、軽くて平らに置きたいものの収納に適しています。

まとめ
最初から予算をかけなくても、身近なものを使って収納グッズは用意ができます。オリジナル性に富んだ手づくりの収納グッズは、温かみがあって保育園や幼稚園にはぴったりですよね。日々の保育がスムーズに流れ、ますます楽しい園生活になっていくことでしょう。ぜひ取り入れてみてくださいね。【関連記事】