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5月のおたより文例|園だより・クラスだより書き出しアイデア【タイプ別】

5月のおたより・クラスだより
担任を持っている先生にとって「おたより」「クラスだより」の作成は悩みの種の一つ。園長先生だったら「園だより」ですよね。特に書き出しの挨拶の部分は全体の印象にも関わってくるので、気を遣います。5月は、こどもの日や遠足といった行事や、園の生活に慣れてきた子どもたちの姿を紹介してみるのも良いでしょう。タイプ別に文例をご紹介します。

5月の定番おたより文例

まずは5月に合う定番のおたより文例の挨拶文を、タイプ別にご紹介しましょう。
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園生活・時節

  • 新年度のスタートから早くも1カ月が経ちました。子どもたちも新しい生活に慣れてきたようで、毎日元気いっぱいです。
  • 4月下旬から、園庭でこいのぼりを掲げました。5月のさわやかな風に乗って、子どもたちの成長を見守ってくれているようです。
  • 園での生活に慣れたきたのか、子どもたちもそれぞれお気に入りの場所、お気に入りのおもちゃができてきたようです。そんな子どもたちの姿に思わず笑みがこぼれます。
  • 5月の風が、爽やかな花の香りを運んできてくれるようになりました。子どもたちにも「この香りのもとは何だろうね?」と、さまざまな気付きを促していきたいと思います。
  • 5月は「皐月(さつき)」とも言います。由来は、田植えの時期を表す「早苗月(さなえつき)」が早月(さつき)となり、転じて皐月になったと言われています。子どもたちの成長の土台作りができるよう見守っていきたいと思います。
  • 過ごしやすい、さわやかな季節になりました。子どもたちも青空の下、元気に園庭を走り回っています。

行事・祝日・活動

  • 今月は、朝顔(アサガオ)の種まきを予定しています。これから水やりや成長の観察、開花の観察、種の収穫まで、子どもたちと一緒に活動をしながら見守っていきたいと思います。
  • 5月10日から5月16日の一週間は、「愛鳥週間」です。園でも、戸外で身近な鳥の観察をしたり、鳴き声に耳をすませたりする活動を予定しています。
  • この時期に園でもよく歌う童謡「せいくらべ(背くらべ)」では、柱の傷で、成長した弟の背の高さを測るお兄ちゃんの姿が歌われています。この曲を聞く度に、「この子たちは来年、どれだけ成長しているかな?」と、思わず想像してしまいます。
  • 立夏を迎え、暦の上ではもう夏になりますね。子どもたちはすでに夏の気配を感じているのか、ますます元気いっぱいの様子です。
  • 端午の節句がある5月は、まさに子どもの日、子どもの月ですね。園でもお祝いの行事などを通じて、由来や昔からある伝統や風習を伝えていければと考えています。
  • 今月の後半には、保護者の皆さんに感謝の気持ちを伝える「ファミリーデー」にちなんだ製作活動を予定しています。子どもたちの想いが詰まった手作りの贈り物を楽しみにお待ちください。

健康管理・安全

  • おだやかな気持ちの良い季節となり、外遊びも増えています。子どもたちにも、手洗い・うがいの習慣付けをしっかり教えていきたいと思います。
  • すごしやすい季節になりましたが、日によってはじりじりと日差しが照りつける真夏のようなときもあります。子どもたちの健康状態にも注意しながら、安心して遊び込める環境を作っていきたいと思います。

時候の挨拶

手紙の最初に書く「時候の挨拶」のように定番の表現を書き出しに織り込むと、保護者に対しても落ち着いて丁寧な印象になります。
  • 若葉の緑がまぶしい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
  • 春の終わりと共に、夏の足音が聞こえてくる季節となりました。


5月のアレンジ版おたより文例

せっかくおたよりを書くのであれば、保護者に向けてその時々の子どもたちの姿や情景、先生方の想いを織り込みたいですよね。アレンジした書き出し文例を、タイプ別にご紹介しましょう。

子どもたちの姿

  • 戸外活動で子どもたちが青虫を見つけてくるようになりました。成虫になったら何になるのか?何を食べているのか?など、子どもたちが自ら調べて発見していくことにつながるような促しをしていきたいと思います。
  • 暖かくなり、日によっては汗がにじむくらいの気候になってきました。着ている服が軽くなった子どもたちは、ますます躍動感が出てきたように感じるこの頃です。
  • 先日、子どもたちと一緒にこいのぼりの製作に取り組みました。子どもたちの発想力が爆発した、バラエティー豊かな作品の数々に感心させられました。
  • 園庭や公園で小さな昆虫たちを見かけるようになりました。子どもたちにとっては、小さなお友だちがたくさん増えたように見えます。
  • 「夏も近づく八十八夜」という、茶摘みの歌の一節があります。「野にも山にも若葉が茂る~」と続くのですが、新緑がまぶしいこの季節は子どもたちが日々成長していく姿と重なります。

5月の情景

  • 耳を澄ますと、木から木へ飛び回りる小鳥たちの元気な声が聞こえてきます。子どもたちと一緒に、「春の音」を探してみたいと思います。
  • 色鮮やかな草花や小さな虫たち。風景が日々変化していく季節です。子どもたちにも、その移り変わりを感じてもらえるような活動ができたらと考えています。
  • 外に出ると、あたりには新緑を輝かせる木々、色鮮やかな花々が目を楽しませてくれます。青空のもと、子どもたちと散歩をするのは気持ちが良いですね。
  • 暖かさが増す一方で、徐々に湿気を感じるようになりました。月の後半には梅雨が始まります。子どもたちにも、季節の移り変わりについて伝えていきたいですね。

先生の想い

  • 園舎の窓から見える風景が、抜けるような青空と新緑の眩しい緑になってきました。ちょっとワクワクするこの感覚、子どもたちと共有していきたいと思います。
  • 「March winds and April showers bring forth May flowers.(3月の風と4月のにわか雨が、5月の花を咲かせる)」というイギリスの素敵なことわざがあります。5月になるといつも思い浮かぶのですが、園の生活に慣れて伸び伸びと過ごす子どもたちの姿と重なって見えます。
紙の兜を被り、こいのぼりを持って笑っている男の子

5月の感染症対応版おたより文例

新型コロナウイルスが流行する以前から、保育園や幼稚園、認定こども園では、1年を通してそれぞれの季節に流行しやすい感染症の発生が見られました。インフルエンザやRSウイルス感染症、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ、風しん、麻疹(はしか)、溶連菌、ノロウイルスなどが良く知られています。

これらの感染症の注意喚起と予防・対策のお願いについては、保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。
  • 新年度がスタートして1カ月が経ちました。流行している感染症の状況に注意しながら、日々の保育に取り組んでおります。引き続きご協力をお願いいたします。
  • 子どもたちも日に日に園での生活に慣れてきたようです。近年は、これまでにも増してさまざまな感染症の流行が見られるようになっています。引き続き、子どもたちが安心して園生活を送れるよう取り組んでまいります。
  • 子どもたちも園の生活に慣れてきたのか、活発に活動する姿が見られるようになりました。今からの季節に特有の感染症もありますので、予防対策を徹底しつつ、子どもたちには元気いっぱいに過ごしてもらえるよう取り組んでまいります。


5月のおたより作成に役立つ豆知識集

5月のおたよりやクラスだより、園だよりなどを書く時に役立つ、豆知識・小ネタ集をご用意しました。5月にまつわるさまざまな情報を、A4サイズ2ページ分のコンパクトな紙面に収めました。PDFで提供していますので、印刷・プリントをして手元に置きながら使ってみてくださいね。
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毎日のお話(素話)のネタを考える材料としてもおすすめです。

[項目:呼び名と由来(旧暦・英語)/祝日と目的/暦/星座と期間/食べ物・行事食/風習/園で行われる行事/風物詩・風景/歌・童謡/今日は何の日]

自分のパターンを見つけよう

いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や子どもたちの様子など、園の周りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

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