2020年はねずみ年
クリスマスの次は、すぐにお正月…と、慌ただしい年末。今回は、そんな年明けの連絡帳や、年賀状にちょこっと押せるようなはんこをレクチャーします。オリンピックイヤーでもある2020年(令和2年)は、ねずみ年。ねずみといえば、絵本のお話でもよく登場する、かわいくて身近?な存在かと思います。そこで今回は、簡単な作例として、ねずみとチーズ、梅の花を作ってみましょう。
下書きの転写から
まずトレーシングペーパーに下書きをしたら、消しゴムに転写します。 もうここまでは、皆さん慣れてきたのではないでしょうか。実際に彫っていきましょう
次にそれぞれの輪郭を、ナイフを鉛筆持ちにして彫っていきます。一つ一つ仕上げても、一気に全ての輪郭を彫ってもいいです。梅は花びら一枚ずつナイフを抜いて刺すと彫りやすいです。ねずみはしっぽを彫るときに注意。深くしすぎると、ぽろっととれてしまう恐れがあるので、浅めにナイフを入れるように心がけて下さい。チーズは、ボコボコした部分は一旦無視して、まっすぐ彫っておきましょう。
続いて、梅の雌しべ周りの部分。雌しべの先にあたる丸い部分は、シャープペンシルの先をまっすぐ突き刺して穴を開ける方法でOK もしできるようであれば、三角刀でくり抜くやり方でもいいですよ。 残りの線は、三角刀を寝かせて持ち、ほそーく線だけを彫っていきます。 ねずみの目は、デザインナイフの先を少しだけ刺して、消しゴム側をくるっと回し、円すいを抜きとるイメージで。 もしも難しければ、梅と同様にシャープペンシルで穴を開けてもOKです。少し目が小さくなってしまいますが。
チーズのぼこぼこしたところは、ねずみの目をくり抜くと同じ要領で、彫っていきます。立体的に見せるための手前の線は、彫っているかどうかわからないくらい、少しだけ彫るのがコツです。あまりしっかり彫ると不自然になってしまいます。
出来たら試し押し
出来上がった3つのはんこは自由に押して楽しんでもらえたら良いんですが、完成写真のような感じに押したり、ねずみだけ押して、吹き出しを描いてもかわいいはず。 ぜひチャレンジしてみてくださいね。▼ほかおすすめの消しゴムはんこ記事はこちら