思わぬ事態は当たり前
お子様だけでなく、保護者や保育士さんにも大人気のお二人ですが、コンサートで観客の気持ちをつかむために心掛けていることはありますか?
ケロさん(以下敬称略):まずは自分たちが楽しんでやるっていうのは基本にあります。あとは、その会場での子どもたちの様子をよく見るようにしています。ライブなので会場ごとに子どもたちの様子も違うので…。
ポンさん(以下敬称略):プログラムも一応決まってはいるんですが、是が非でもそれを通すぞ! ではなくて、そこにいる子どもたちと一緒にライブを作っている感じでゆるくやっています。途中で子どもがツッコミをしてくれるのを拾ったり。コミュニケーションが大事ですよね。
そういう場面は舞台上で急に起こることですが、お二人で「こういうときは、こうしよう」とあらかじめ相談されているんですか?
ケロ:してないです。もう長く一緒にやっているので(笑)。
ポン:そういう予想外のことがあった方がおもしろい時が多いです。子どもって、思わぬことをやったり言ったりするというのが根本にあるので。エビカニクスを踊っていて、ハッて気づいたら子どもがステージに立って一緒に踊っていたりとか(笑)。でも、それを追い返すんじゃなくて「今日は一緒に踊るか!」とか。臨機応変にやることが楽しいですね。
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