おたよりには何を書く?
園だよりやクラスだより、給食だより、保健だよりなど、ひとことで「おたより」と言ってもさまざまな種類があります。クラス担任になると、クラスだよりを作るのも仕事の一つになるケースが多いですが、これが悩みのタネという先生も少なくないと思います。特に、初めてクラス担任を任されたり、新人の先生にとっては、「そもそもおたよりには何を書けばいいの?」という状態かもしれませんね。一つひとつ基本的な書き方をマスターしていきましょう。まずは、おたよりに「これだけは書きたい!」ポイントを4つご紹介します。
季節に合わせた挨拶

子どもたちの様子
前月に子どもたちの間で流行った遊びや歌、子どもたちの遊びの様子の一コマ、おもしろい発言などを書くのもおすすめです。保護者が普段見られない園での様子を想像できるような内容を見つけてみてください。普段からおもしろいと思った子どもたちの様子をメモなどしておくと、おたより作成時にスムーズになりますよ。行事やイベント

お願いごと
「持ち物に名前の記入をお願いします」「クッキングのためエプロンを持参してください」など、保護者へのお願いを書きましょう。ここは、少し強調して書くのがポイントです。太文字にしたり、下線を引くなど工夫してみてくださいね。コツを押さえて簡潔に
おたより作成には、何かと時間がかかってしまうもの。中にはICTシステムを導入し、簡単に作成ができるような体制を整えている園も増えていますが、まだまだ手書きの園が多いのが現実です。そして、中身を考えるのはあくまで先生というところは変わりません。しかし、コツさえ押さえてしまえば、自然と書く内容もイメージできるようになります。おたより作成も次第に慣れて、簡単になってきますので、焦らず取り組みましょう。
普段からネタを溜めておく

テンプレートを使う
インターネットや書籍で紹介されている「おたより文例」。悩んでしまうときにはテンプレートを使うのも手です。テンプレートを参考に、実際の子どもたちの様子を織り込んで書いていけばオリジナリティが出ますよ。イラストや写真で見やすさアップ
「書くことが思い浮かばない」とは反対に、「伝えたいことがありすぎて、いつの間にか文章だらけ…」なんてことはありませんか? 文字ばかりのおたよりは、保護者にとっても見づらいものです。イラストや活動の様子を写した写真を入れながら、見やすさUPを目指しましょう。写真があると、思わず見たくなりますよね!過去のおたよりを参考にする

「見やすい」おたよりを目指そう
いかがでしたか? おたより作成で大切なポイントは「保護者が読みやすく書くこと」です。子どもたちの様子が書かれているものは、保護者も楽しみに読んでくれますよ。ぜひ、工夫して読みやすく楽しいおたよりを作成してみてくださいね。【関連記事】