保護者に伝わりやすい「おたより」の書き方は?コツを押さえておこう

この記事の目次
おたよりには何を書く?
「そもそもおたよりには何を書けばいいの?」というのは、特に新人の先生にとって大きな悩みのひとつかもしれません。まずは、おたよりに「これだけは書きたい!」ポイントを4つご紹介します。季節に合わせた挨拶

例えば私は、秋の時期には「夏が過ぎ、少し肌寒い季節がやってきました。子どもたちは、自然の移り変わりに興味を示しながらお散歩を楽しんでいます。」などと書いていました。
>>4月の「おたより・園だより・クラスだより」で使える書き出し文例20選
>>12月の「おたより・園だより・クラスだより」で使える書き出し文例20選
子どもたちの様子
前月に子どもたちの間で流行った遊びや歌、子どもたちの遊びの様子の一コマ、おもしろい発言などを書くのもおすすめです。保護者が普段見られない園での様子を想像できるような内容を見つけてみてください。普段からおもしろいと思った子どもたちの様子をメモなどしておくと、おたより作成時にスムーズになります。>>子どもの気づき~周りを見る力を育てる【幼稚園教諭ぷく先生の4コマ保育日記】
>>子どもたちが示してくれる「分かち合い」の行動とは?
行事やイベント

お願いごと
「持ち物に名前の記入をお願いします」「クッキングのためエプロンを持参してください」など、保護者へのお願いを書きましょう。ここは、少し強調して書くのがポイントです。太文字にしたり、下線を引くなど工夫してみてくださいね。>>苦手な人は必見!目的から考える保護者対応
コツを押さえて簡潔に
おたより作成には、何かと時間がかかってしまうもの。中にはICTシステムを導入し、簡単に作成ができるような体制を整えている園も増えていますが、まだまだ手書きの園が多いのが現実です。そして、中身を考えるのはあくまで先生というところは変わりません。しかし、コツを押さえればおたより作成も簡単になります。普段からネタを溜めておく

テンプレートを使う
インターネットや書籍で紹介されている「おたより文例」。悩んでしまうときにはテンプレートを使うのも手です。テンプレートを参考に、実際の子どもたちの様子を織り込んで書いていけばオリジナリティが出ますよ。>>参考にどうぞ!指導案・おたより一覧
イラストや写真で見やすさUP
「書くことが思い浮かばない」とは反対に、「伝えたいことがありすぎて、いつの間にか文章だらけ…」なんてことはありませんか? 文字ばかりのおたよりは、保護者にとっても見づらいものです。イラストや活動の様子を写した写真を入れながら、見やすさUPを目指しましょう。写真があると、思わず見たくなりますよね!過去のおたよりを参考にする

「見やすい」おたよりを目指そう
いかがでしたか? おたより作成で大切なポイントは「保護者が読みやすく書くこと」です。子どもたちの様子が書かれているものは、保護者も楽しみに読んでくれますよ。ぜひ、工夫して読みやすく楽しいおたよりを作成してみてくださいね。【関連記事】