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乳児向け室内遊び|0歳児・1歳児・2歳児年齢別のおすすめ遊び9選

乳児向け室内遊び|0歳児・1歳児・2歳児年齢別のおすすめ遊び9選
乳児クラスの担任になったら充実させたいのが室内遊び。雨の日だけでなく暑い夏や寒い冬など戸外で遊べない日も多いので、室内遊びのレパートリーを増やしておくことは乳児担任にとって重要です。今回は0歳・1歳・2歳の乳児クラスのおすすめ室内遊びをご紹介します。 

乳児の室内遊びのねらい 

0歳児・1歳児・2歳児クラスは幼児クラスに比べると、天気や気候によって室内で過ごすことが多くなりやすいです。ままごと遊びやごっこ遊び、積み木、ブロック、絵本など室内遊びが充実するように環境を整える必要があります。 

乳児クラスの室内遊びには年齢ごとにねらいがあります。具体例を挙げると以下の通りです。 

0歳児クラスのねらい 

  • 保育士との触れ合いを通して、触れられる心地良さや安心感を感じる。 
  • 全身を動かすことを楽しむ。 
  • いろいろなものや素材に触れる。 

1歳児クラスのねらい 

  • 十分に身体を動かして全身を動かすことを楽しむ。 
  • いろいろなものや素材に触れて感触を楽しむ。 

2歳児クラスのねらい 

  • 歩く、走る、止まるなど身体を十分に動かして、全身運動を楽しむ。 
  • 手先や指先などを使って遊び、さまざまな感触を経験する。 
乳児クラスでは保育士との触れ合いが特に大切で、日々のスキンシップを通して関係性を深めていきます。大好きな先生に触れられたり見守られる中、子どもたちが楽しいことを見つけてたくさん遊べるようにしたいですね。 

0歳児向けの室内遊び3選 

0歳児クラスでは「スキンシップ・這う・ものを触る」などのポイントで遊びをご紹介します。 

ふれあい遊び 

童謡やわらべうたなどを歌いながら、子どもに触れて遊ぶのがふれあい遊びです。保育士さんが歌う優しい歌を聞きながらスキンシップされることで、子どもたちは心地良さや楽しさを全身で感じます。 

子どもたちは触れられることで安心感や信頼感を感じ、保育士との間に愛着関係が育まれます。道具は不要でどこでもすぐにできる遊びなので、いくつか覚えておくと役立ちますよ。 

ハイハイレース 

大好きな先生のところまでハイハイしてたどり着く遊びです。ハイハイをすると全身を動かせますし、首を上げて行く先を見るので首の筋肉や空間認識の発達にもつながります。 

たくさん身体を動かしたら大好きな先生にぎゅっとしてもらえるので、愛着関係もさらに深まります。室内でたっぷり身体を動かせるので0歳児クラスにはおすすめの遊びです。 

ボール遊び 

ボールがあるだけでいろいろな遊びが楽しめます。 
  • ボールをハイハイで追いかける 
  • ボールを転がす、投げる 
  • ボールを触る 
  • 斜面からボールを転がす 
ボールでどんな遊びができるか、保育士が実際にやってみせることで遊びが広がります。また、子どもがボールを踏んで転ぶこともあるので、しっかりと見守ることが必要です。 

1歳児向けの室内遊び3選 

1歳児クラスでは「身体を動かす・手や足を使う・触る」などのポイントで遊びをご紹介します。 

バルーンマット 

風船を圧縮袋の中にたくさん入れて、空気を抜いて作るバルーンマット。マットの上に寝転がったり立ってみたりと、いろいろな遊び方ができます。 

風船の柔らかい感触や圧縮袋のつるつるした手触り、立ち上がった時の不安定な感覚など、さまざまな刺激を手足や身体で楽しむことができます。もし中の風船が割れてしまっても、新しいものを足せば繰り返し遊べますよ。 

新聞紙遊び 

新聞紙遊びはどの年齢でも楽しむことができますが、1歳児クラスならばビリビリ破って遊ぶのがおすすめです。破るときの音や感触が楽しいですし、ビリビリになったものを集めて、頭の上から雨のように降らせるのもおもしろいですね。 

破る、ちぎる、握る、投げる、下から上に放り投げるなど、遊びの中でいろいろな動きを経験することができます。楽しくて興奮しすぎることもあるので、子どもの転倒や衝突には注意していきましょう。 

感触遊び 

寒天や片栗粉、マカロニやスポンジなど、さまざまな素材に触れて感触を楽しむのもおすすめです。ニュルニュルやトロトロ、ペタペタ、ザラザラなどの感触を手や指で経験することで、子どもたちは言葉にならない多くのことを味わえます。 

子どもによっては不慣れな感触にびっくりして、触りたがらない子もいるかもしれません。そんなときは無理強いせずに、友だちや保育士が楽しく遊んでいる姿を見せて「あれ、なんか楽しそうかも‥」と思えるような環境をつくってくださいね。 

2歳児向けの室内遊び3選 

2歳児クラスでは「運動・かんたんなルール・手先指先」などのポイントで遊びをご紹介します。 

サーキット遊び 

ホールなどの広いところで、マットや跳び箱、平均台や大なわなどを組み合わせてコースを作って遊ぶのがサーキット遊び。 
  • 走る 
  • 跳ぶ 
  • 転がる 
  • バランスを取る 
  • よつばいになる 
遊具を組み合わせることで、上記のようないろいろな動きを遊びの中で経験することができます。室内で十分に身体を動かしたいときにおすすめです。 

むっくりくまさん 

むっくりくまさんのかわいい歌を歌って、追いかけっこをする遊びです。 
  • 歌を歌い終わったら追いかけっこが始まる 
  • 追いかけるのはくまさん役の人(最初は保育士) 
  • くまさんに捕まらないように逃げる 
遊びの中で上記のような「簡単なルール」を経験することができます。とはいえ、2歳児クラスなので細かい決まり事よりも、みんながむっくりくまさんの遊びを楽しめるようにすることが大切です。 

粘土遊び 

粘土遊びは感触を楽しむだけでなく、手先指先を十分に使えたり、「どんなものを作ろうか?」とイメージする力など、さまざまなことを経験することができます。 

粘土は想像したものを形にしやすい素材なので、遊びへの集中時間も長くなりやすいです。雨などで室内遊びが続いたときなどにじっくりと遊び込みたいですね。 

0歳児・1歳児・2歳児クラスで室内遊びを楽しもう 

今回の記事では乳児クラスのおすすめ室内遊びをご紹介しました。記事の中でご紹介した関連記事も読んで、梅雨や夏、冬が来る前に室内遊びのバリエーションを広げておくと保育をより楽しめますよ。 

 
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織部 悟

この記事を書いた人

織部 悟

保育士歴16年のライター。都内の公立保育園に15年勤務して主任を務め、0歳~5歳児のクラス担任からフリーまで、全てのポジションを経験。1男1女の父でもあり、保育・子ども・遊び・子育てなど、豊富な経験を元にした記事をお届けします。

執筆歴・経歴等はこちら
https://gonta-web.com/

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