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【4月・1歳児】月案文例と書き方/ねらい・環境構成など<2022年度版フォーマットあり>

指導計画・指導案の作成は、日々の保育をきちんと進めていくためにとても大切です。しかしそれなりに手間がかかるもの。そこで、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例と、すぐに使える最新のフォーマットをご用意しました。ポイントは子ども主体になっているか。今回は、1歳児クラスの4月の月案です。

今月のポイント

1歳児クラスになり、少しずつ安定した生活が送れるようになってくる子も増えます。しかし新しい環境になったことで不安定になりがちな時期なので、最初はゆっくりと過ごしながら新担任との信頼関係を築いていきましょう。高月齢になると、保育者のサポートを受けながら自分の力で身の回りのことをやろうとする姿も見られるかもしれません。「やりたい」気持ちを尊重しながら関わっていきましょう。

ねらい

  • 個々の生活リズムを大切にしながら、安心できる環境の中で過ごす。
  • おむつ替えのタイミングを自分で伝えようとする。
  • 保育者との信頼関係を築き、新しい環境に慣れる。
  • 他児に興味を持ち、遊んでいる様子を眺めたり指をさしたりする。
  • 好きなおもちゃや遊びを見つけ楽しむ。
  • 春の自然に触れながら、植物や生き物に興味を持つ。
  • 簡単な単語を使って感情表現をする。
  • 手形スタンプで春の製作を楽しむ。

内容

  • おむつ替えや食事、午睡など個々に合ったリズムでのびのびと過ごす。(健康)
  • おむつが汚れると保育者に近寄り、仕草や単語で伝える。(健康)
  • 保育者と一緒に歌を歌ったり、手遊びをしてコミュニケーションを楽しむ。(人間関係)
  • 他児の遊んでいる玩具に興味を持ち、隣でじっと見つめたり手を伸ばして触ろうとしたりしながら関わりを持つ。(人間関係)
  • 積み木や人形、ブロックなど興味のあるおもちゃに触れ、実際に使ってみようとする。(環境)
  • 散歩をする中で見つけた植物に触れたり、虫を不思議そうに見つめて自然の様子を楽しむ。(環境)
  • 「どうぞ」「いやだ」など、自分の感じたことを知っている単語で伝えようとする。(言葉)
  • 手に絵の具をつけて画用紙に押し、手形スタンプでちょうちょの製作を楽しむ。(表現)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
  • 健康(心身の健康に関する領域)
  • 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
  • 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
  • 言葉(言葉の獲得に関する領域)
  • 表現(感性と表現に関する領域)

環境構成

  • 月齢ごとで活動を分けて、できるだけ個々に合った時間帯で生活ができるようにする。
  • 子どもが自分のおむつの置き場所が分かるよう、かごに個々のマークを貼る。
  • 「さかながはねて」「とんとんひげじいさん」などの手遊びをする。
  • 他児に興味を示している様子が見られたら、「〇〇ちゃん何しているのかな?」「一緒に遊びたいね」など声をかけながらコミュニケーションを取るきっかけを作る。
  • 子どもの興味に合わせて玩具を用意し、コーナー設定を行う。
  • ゆったりと自然と関われるように、時間に余裕を持って戸外活動に出かける。
  • 子どもが自分の気持ちを伝えようとしているときは、受け止めながら必要に応じて代弁する。
  • 子どもが好きな色を選べるように、さまざまな色の絵の具を用意する。

予測される子どもの姿

  • 新入園児は慣れない環境に泣いたり、体調を崩したりすることがある。
  • おむつが汚れると、「ちっち」などの単語や、新しいおむつを持ってくるなどの行動で保育者に知らせようとする。
  • 保育者の真似をしながら手遊びを楽しむ。
  • 言葉がうまく出ないことから、子ども同士のトラブルの中で叩いたり噛みついたりすることがある。
  • さまざまな玩具を試しながら、自分のお気に入りの遊びを見つけていく。
  • 戸外活動で見つけたものを集中して観察する姿が見られる。
  • 保育者に気持ちを代弁してもらいながら、行動や仕草で自分の感情を伝えようとする。
  • 手形スタンプを気に入り何度も繰り返す子もいるが、中には絵の具が手につくことを嫌がりやりたがらない子もいる。

家庭や地域との連携

  • 家庭とのコミュニケーションを密に取りながら信頼関係を築く。
  • 子どもの様子を細やかに伝え、保護者の不安に寄り添う。
  • 連絡帳を通して子どもの様子や体調、成長過程などを共有しあう。

健康・安全

  • 気温や環境の変化により体調を崩しやすい時期なので、朝の体調や食事の進みなどをチェックしながら異変があるときにはすぐに気付けるようにする。
  • 保育室内の温度や湿度、換気状況に気をつけて心地よい環境で過ごせるようにする。
  • 毎日おもちゃの消毒を行い、衛生管理を徹底した環境で遊べるようにする。

食育

  • 食具の使い方を絵本などを通して知らせ、子どもたちが自ら使ってみたいと思えるようにする。
  • 栄養士スタッフと連携と取りながら、食材の大きさや固さが適切か確認する。
  • 食材への興味が持てるよう、「トマトだよ」などと声をかけながら食事のサポートを行う。

今月の行事

  • 入園式
  • 身体測定
  • 避難訓練
  • お誕生日会

今月の歌・手遊び・体操

  • チューリップ
  • おはながわらった
  • あなたのおなまえは
  • むすんでひらいて
  • おはなし

手遊び

  • あたまかたひざぽん
  • まあるいたまご
  • はるですね、はるですよ
  • おべんとうばこのうた

体操

  • ぞうきん体操
  • からだ☆ダンダン
  • ぴよピヨ行進曲

今月のおすすめ絵本

  • ふうとはなとたんぽぽ
  • はるかぜさんぽ
  • だるまさんがシリーズ
  • しましまぐるぐる

自己評価

新しい環境で、体調を崩したり不安定になったりしやすい4月は、「子どもたち一人ひとりの生活リズムを大切に寄り添って保育ができたかどうか?」を振り返ってみましょう。保育者との信頼関係を築くのも大切な一歩。まずはのびのびと気持ちよく過ごせる環境設定に取り組んでみてください。春の自然を使ったあそびを取り入れながら自然に触れることも、季節の活動としてできていると良いですね。

ダウンロード

ほいくisの会員登録をすると、Excel形式で“そのまますぐ使える”月案フォーマットをダウンロードすることができます。また、プリントして参考にしたいという方のためにPDF版もご用意しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
月案のダウンロードはこちら
月案ダウンロードファイルExcel版の画面イメージ

PDF版の月案文例

月案のダウンロードはこちら
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まとめ

参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。

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ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロで構成された編集部のメンバーが、毎日の保育に役に立つ情報を提供していきます。保育に携わる皆さんが、少しでも楽しく、充実した毎日を送るための情報って何なのか? 日々追求しています。

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