8月の定番おたより文例
まずは8月に合う定番のおたより文例の挨拶文を、タイプ別にご紹介しましょう。「8月のおたよりに使える豆知識・小ネタ集」のダウンロードはこちらから! |
園生活・時節
- 暑中お見舞い申し上げます。まだまだ暑い日が続きますので、皆さまくれぐれもご自愛ください。引き続きよろしくお願いいたします。
- 「夏の音色は?」と聞かれると、セミの鳴き声や風鈴、花火などを思い浮かべます。子どもたちにも、季節ならではの音について聞いてみたいと思います。
- 8月は「葉月(はづき)」とも言います。旧暦では秋口にあたるため、「葉落ち月(はおちづき)」が転じたなど、由来は諸説あるようです。子どもたちにも、読み方や由来について伝えていきたいと思います。
- 8月に入り、いよいよ夏も後半戦。お盆を過ぎたあたりからは、コオロギやスズムシなどが鳴き始め、少しずつ秋の気配を感じられるようになる時期です。子どもたちにも、季節の変化についての気付きを持ってもらえるよう促していきたいと思います。
- セミが一斉に鳴きたてる声を、時雨の音に見立てた「蝉時雨(せみしぐれ)」という言葉があります。子どもたちの元気な声と蝉時雨。元気をもらいながら日々の保育に取り組んでまいります。
- 近年では台風でなくても線状降水帯など急な豪雨が見られるようになりました。気象庁からは、「顕著な大雨に関する情報」も提供されています。この時期のお天気は特に不安定になりがちですので、園でも気を付けなければいけないと考えています。
行事・祝日・活動
- 今月11日には「山の日」があります。園では祝日の前に、山や自然をテーマにした製作などの活動を予定しています。合わせて子どもたちに、自然の恵みや山についてのお話をしていきたいと考えています。
- 現在実施しているプール活動や戸外活動のほか、今月は夏祭り活動も予定しています。各ご家庭からのご協力を得ながら、運営していきたいと思います。
- かき氷、チョコバナナ、焼きそば、輪投げゲーム、金魚ゲーム。屋台ごっこ遊びを通じて、子どもたちに夏祭りの雰囲気を楽しんでもらおうと準備を進めています。
- 夏の風物詩と言えば盆踊り。園でも、昔からの風習や地域の伝統を伝える活動として取り入れていきたいと考えています。
健康管理・安全
- 盛夏を迎え、子どもたちは汗をかきながらも元気に遊んでいます。園でもしっかり水分補給を行い、体調管理に気を付けてまいります。
- 暑さによる体力消耗や、長期のお休みを挟んでの生活リズムの変化など、子どもたちの体調も変化しやすい時期です。園でもこまめな視診・指察など、ケアを欠かさず行ってまいります。
- 新型コロナウイルスだけでなく、近年流行しているRSウイルス感染症や、この時期に多いプール熱やヘルパンギーナなど、気を付けたい感染症が多い時期です。園でも引き続き対策を徹底し、子どもたちの健康管理・安全対策には十分配慮していきたいと考えています。
時候の挨拶
手紙の最初に書く「時候の挨拶」のように定番の表現を書き出しに織り込むと、保護者に対しても落ち着いて丁寧な印象になります。- 暦の上では晩夏から秋へと移り変わる時期となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
- 残暑の厳しい頃となりました。※立秋以降で使用
8月のアレンジ版おたより文例
せっかくおたよりを書くのであれば、保護者に向けてその時々の子どもたちの姿や情景、先生方の想いを織り込みたいですよね。アレンジした書き出し文例を、タイプ別にご紹介しましょう。子どもたちの姿
- 空っぽになったセミの抜け殻を見つけて大喜びの子どもたち。自然の中でさまざまな発見をする楽しみを感じてもらえると嬉しいですね。
- セミたちの大合唱をBGMに、子どもたちが外遊びを楽しんでいます。健康管理に気を配りながら、たくさん遊ばせてあげたいと考えています。
- 一生懸命にアリの行列をたどって石をひっくり返す男の子。この季節ならではの一コマです。子どもたちが持っている好奇心が発揮される姿をお伝えしていければと考えています。
- 子どもたちが汗をキラキラと輝かせながら遊んでいます。いよいよ夏が本番を迎えました。水分補給など熱中症対策を行いながら、元気に気持ちよく過ごせるよう環境を整えていきたいと思います。
- 水遊びの準備をする子どもたちの元気な声が聞こえてきました。今がいちばん気持ち良い季節ですね。活動を通して、さまざまな水の感触をみんなで体験していきたいと考えています。
8月の情景
- キュウリ、ナス、トマト、トウモロコシなど、旬の夏野菜が美味しい季節ですね。子どもたちにも、園で栽培している野菜の観察を通じて、旬の食材について教えていきたいと考えています。
- いよいよ夏本番ですね。お散歩で見かけるヒマワリが、太陽にむかって元気に咲き誇っています。
- 空を見上げると、青い空に大きな綿菓子のような入道雲が現れていました。子どもたちも興味津々。この季節ならではの風景を感じてもらえればと思います。
- 園庭で育てている朝顔の花が、目を楽しませてくれる季節になりました。子どもたちにも、観察を通じて季節の花について知ってもらえればと考えています。
先生の想い
- 照り付ける太陽をオノマトペ(擬音語・擬態語)で表現すると、「ギラギラ」「ジリジリ」といったところでしょうか。子どもたちもオノマトペが大好きなので、どんな表現が飛び出してくるか聞いてみたいと思います。
- みずみずしいスイカが美味しい季節ですね。眩しい太陽の陽射しと、給食のスイカにかぶりつく子どもたち。微笑ましい光景に暑さをしばし忘れる今日この頃です。
8月のクラス別おたより文例
担任しているクラスの子どもたちの様子や、活動内容を織り込みたいケースもあると思います。各年齢別にご紹介します。0歳児クラス
- 先月から水遊びが始まりました。子どもたちはジョウロが大好きで、出てくる水を嬉しそうに眺めたり触ったりして喜んでいます。
- 連日厳しい暑さが続いています。こまめに水分補給や着替えを行い、快適に過ごせるようにしていきたいと思います。
1歳児クラス
- キラキラまぶしい真夏の太陽が照りつける中、○○ぐみの子どもたちは毎日たくさん汗をかきながら夏の遊びを楽しんでいます。
- 本格的な夏が到来しました。活動時には水分や休息をしっかり取りながら熱中症対策に努めていきたいと思います。
2歳児クラス
- いよいよ夏本番! 水遊びやどろんこ遊び、寒天ゼリーを使った感触遊びなど、夏ならではの遊びを満喫している子どもたちです。
- 気温の高い日が続き、体力を消耗しやすいこの時期。こまめな水分補給と休息を心がけながら元気に夏を乗り越えたいと思います。
3歳児クラス
- シャワーのトンネルが大好きな子どもたち。虹ができているのを見つけると、「虹だ!」「すごーい!」と大喜びです。
- 着替えの回数が増えてくるこの季節。服の前後や裏表に気を付けながら自分で着替えや片付けをしています。
4歳児クラス
- プールでは浮き輪で友だちと繋がって泳ぐことが最近の流行りで、「次は△△駅でーす!」と電車ごっこを楽しんでいます。
- 夏の過ごし方が身に付いてきた子どもたち。「いっぱいお茶を飲んだよ」「汗を拭いてきた!」と、自分から教えてくれます。
5歳児クラス
- プールでは、顔を水につけたりビート版でバタ足をしたりと一人ひとりが自分なりの目標を持って挑戦する姿が見られます。
- 収穫した野菜を使って夏野菜カレーを作りました。自分たちで作った野菜はおいしいようで、次々とおかわりをしていました。
8月の感染症対応版おたより文例
新型コロナウイルスが流行する以前から、保育園や幼稚園、認定こども園では、1年を通してそれぞれの季節に流行しやすい感染症の発生が見られました。インフルエンザやRSウイルス感染症、プール熱、手足口病、ヘルパンギーナ、風しん、麻疹(はしか)、溶連菌、ノロウイルスなどが良く知られています。
これらの感染症の注意喚起と予防・対策のお願いについては、保護者へのおたより・クラスだよりでも伝えるケースがあると思います。書き出しで織り込んだ文例もご紹介しておきます。
- この時期特有の感染症や熱中症対策など、子どもたちの健康管理・安全対策には十分気を付けていきたいと考えております。引き続きご協力をお願いいたします。
- プール活動や夏祭りなど、園の行事も多い月です。子どもたちやスタッフの感染症対策を考慮した運営方法について随時お伝えさせていただきます。
- プール活動では、子どもたちものびのびと楽しんでいるようで何よりです。この時期に流行する感染症への対策や安全面への配慮をしながらの活動となりますが、引き続き保護者の皆様にもご理解・ご協力をお願いいたします。
8月のおたより作成に役立つ豆知識集
8月のおたよりやクラスだより、園だよりなどを書く時に役立つ、豆知識・小ネタ集をご用意しました。8月にまつわるさまざまな情報を、A4サイズ2ページ分のコンパクトな紙面に収めました。PDFで提供していますので、印刷・プリントをして手元に置きながら使ってみてくださいね。 毎日のお話(素話)のネタを考える材料としてもおすすめです。[項目:呼び名と由来(旧暦・英語)/祝日と目的/暦/星座と期間/食べ物・行事食/風習/園で行われる行事/風物詩・風景/歌・童謡/今日は何の日]
自分のパターンを見つけよう
いかがでしたか? さまざまな文例を参考に、自分なりのオリジナルのパターンを身に付けられるようにしましょう。季節の風物詩や子どもたちの様子など、園の周りにはたくさんの“ネタ”が転がっているものです。楽しみながら考えてみてくださいね。>>この記事へのご意見・ご感想をお寄せください
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