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【11月・5歳児】月案文例と書き方/ねらい・環境構成など<2022年度版フォーマットあり>

指導計画・指導案の作成は、日々の保育をきちんと進めていくためにとても大切です。しかしそれなりに手間がかかるもの。そこで、さまざまな例を見ながら、自分なりの計画が作れる参考文例と、すぐに使える最新のフォーマットをご用意しました。ポイントは子ども主体になっているか。今回は、5歳児クラス・11月の月案です。
>>月案文例リンク集

今月のポイント

今年度も少しずつ終わりに近づき、就学が目前に迫ってきました。特別就学のために何かをする必要はありませんが、遊びや生活の中で自然に「小学校」や「文字・数字」などに触れられるような機会があると良いですね。

ねらい

  • 自分の体調が分かり、それに合わせて管理をしようとする。
  • 跳び箱や縄跳びなど、全身を使って運動をする。
  • 仲間への意識が強くなる。
  • 積極的に手伝いや年下の子の世話をして自尊心を高める。
  • みんなで使うものを大切にして、社会性を育む。
  • 就学への意欲が高まる。
  • 文字が上手く書けるようになる。
  • 細かい部分までこだわってイメージを表現する。

内容

  • 「寒い」「疲れている」など自分のそのときの体調が分かり、それに合わせて衣類や遊びを選ぶ。(健康)
  • 跳び箱や縄跳びの練習をして、飛び越えたり片足で跳んだりする動きが上達する。(健康)
  • チームに分かれて鬼ごっこやボール遊びを楽しみ、仲間を大切にし、協力しようという意識が高まる。(人間関係)
  • 保育者の配膳や掃除の手伝いや、年下の子の着替えやトイレの補助をする。(人間関係)
  • 公園の遊具や園の玩具、保育室内にある備品などを自分以外も使うことを知り、大切に扱う。(環境・人間関係)
  • 小学校をテーマにした絵本を読んだり、文字や数字の練習をしたりして就学を楽しみに待つ。(環境・言葉・表現)
  • ひらがなが上手く書けるようになり、友だちや家族、保育者に手紙を書いて文字に親しむ。(言葉・表現)
  • 生活発表会で披露する劇のセットや衣装をみんなで考え、話し合う。(表現・人間関係)
※「内容」については、例文の最後に保育所保育指針にある五領域のどれに対応しているか表示をしています。
  • 健康(心身の健康に関する領域)
  • 人間関係(人とのかかわりに関する領域)
  • 環境(身近な環境とのかかわりに関する領域)
  • 言葉(言葉の獲得に関する領域)
  • 表現(感性と表現に関する領域)

環境構成・保育者の配慮

  • 登園したら自分の体調と向き合う時間を設けるために、子ども自身で保育者に今の状態を伝えるように話す。
  • 跳び箱の周りにマットを敷いたり、縄跳びの周りに人が集まらないようにしたりする。
  • チーム分けは保育者がすることが多かったが、子どもたちはどのようにチームを作るのか見守りながら任せてみる。
  • 「配膳はマスクをして行う」「掃除のときは譲り合ってほうきを使う」など最低限のルールを子どもたちと決めておく。
  • 絵本や保育者の話、植物栽培などの体験を通して、物には作った人の心が込められていることを話す。
  • 小学校がテーマの絵本を用意する。
  • 手紙が流行っているので、ペンやレターセットを用意しておく。
  • 子どもがイメージをできるだけそのまま再現できるように、さまざまな素材を用意しておく。

予測される子どもの姿

  • 自分の体調を把握し、保育者に伝える習慣が身に着く。
  • 初めはうまく跳び箱や縄跳びが跳べず苦戦する様子もあるが、コツを掴むと友だちと教え合って挑戦し、成功する姿が見られる。
  • チームの仲間に「頑張ろう」「勝とうね!」と声をかけ合い、仲間を大切にする姿が見られる。
  • 保育者の声かけがなくても、自分の意思で率先して行動しようとする。
  • 「これはみんなのものだから壊したらダメだよ」と話しながら、身の回りの物を大切にしようとする。
  • 小学校について保育者に聞いたり、「〇〇がしたい」と希望を話したりしながら就学にワクワクする。
  • 前まで間違えて覚えていたり、ひらがな表を見ながら書いていたりした文字が、何も見ずに正しく書けるようになる。
  • 「ここにはこの色」「衣装はこんなものが良い」など細かいイメージを持って生活発表会の準備を楽しむ。

前月の子どもの姿

  • 見通しを持った行動ができるようになり、頼もしい姿が見られた。率先して手伝いをする姿も多く、就学を意識している様子もあった。
  • 園生活最後の生活発表会を楽しみにしていた。早い段階から自主的に練習をする姿もあり、本番が楽しみである。

家庭や地域との連携

  • 就学に向けて意欲的に取り組んでいることを、ドキュメンテーションを使って伝える。
  • 就学先の教員と連携を図り、子どもの様子をできるだけ共有しておく。

健康や安全

  • 寒い時期になったので、感染症対策に気をつけながら元気に過ごす。

食育

  • 旬の食材を使った給食を楽しむ。
  • 箸がうまく使えるようになり、食事のマナーにも気を付ける。

今月の行事

  • 身体測定
  • 避難訓練
  • 生活発表会
  • 誕生日会

今月の歌・手遊び・体操

今月の歌

  • 山の音楽家
  • もみじ
  • にじ
  • とおりゃんせ
  • 世界中のこどもたちが
  • たきび

今月の手遊び

  • 3びきのこぶた
  • りすはあなほり
  • ペンギンマークのひゃっかてん
  • アルプス一万尺

今月の体操

  • ラーメン体操
  • おどるんようび
  • アキレスケンタウルス体操
  • ゼンカイダンス

今月のおすすめ絵本

  • さわさわもみじ
  • もりのかくれんぼう
  • 14ひきのあきまつり
  • びっくりまつぼっくり

自己評価

10月は少しずつ気温が下がり始め、過ごしやすくなっていきましたね。外遊びや自然遊びを通して、季節の移り変わりを感じるような活動ができていたか振り返ってみましょう。

今年度も後半に入ったので、生活習慣や身の回りのことなど、自分でできることも増えてきたのではないでしょうか? 「自分でできる」という自信が成長に繋がっていくので、進級や進学に向けて少しずつできることを増やしていくような声かけもできていると良いですね。

ダウンロード

ほいくisの会員登録をすると、Excel形式で“そのまますぐ使える”月案フォーマットをダウンロードすることができます。また、プリントして参考にしたいという方のためにPDF版もご用意しました。ぜひチェックしてみてくださいね。
月案のダウンロードはこちら
月案ダウンロードファイルExcel版の画面イメージ

PDF版の月案文例

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まとめ

参考文例をお届けしましたが、あくまで指導計画は自分の言葉で作ることが大切です。一つひとつの事例を参考にしながら、少しずつ自分の考えを入れていくよう工夫しましょう。

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>>指導案・おたより一覧
ほいくis(ほいくいず)編集部

この記事を書いた人

ほいくis(ほいくいず)編集部

保育・幼児教育のプロで構成された編集部のメンバーが、毎日の保育に役に立つ情報を提供していきます。保育に携わる皆さんが、少しでも楽しく、充実した毎日を送るための情報って何なのか? 日々追求しています。

<Instagram>
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