閉じる

MENU

読めばスイッチが入る!想像力を育てる絵本5選【おめんです】

どうぶつの絵本を読む女の子
絵本を読み聞かせるときの子どもたちの反応には、さまざまなパターンがありますよね。たまに、あれこれ考える仕草を見せること、ありませんか? そんなときは、「想像力スイッチ」が入った瞬間かもしれません。今回は、見たもの・聞いたことをきっかけに、子どもたちの世界が広がる、「想像力を育てる」絵本を、元保育士の筆者がご紹介します。

おめんです

作:いしかわ こうじ
出版社:偕成社
対象年齢:0歳~

[おめんです (日本語) 単行本]

>>本の紹介はこちら

「こわーい おにの おめん かぶっているの だあれ?」おめんをとると、隠れているのは…?

仕掛け絵本になっているこの作品。「おめんの下には誰がいるのだろう?」「少し見えているあの手は…?」と、子どもたちが想像力を働かせてドキドキしながら見入ってしまう定番の一冊です!

問いかけ口調で書かれているので、「これは誰だと思う?」など、クイズ形式で読み聞かせてもいいですね。

私が2歳児クラスで読み聞かせたときには、隠れている正体を大きな声で教えてくれるかわいい姿が! みんなそれぞれにお気に入りのお面がありましたよ。

わたしのワンピース

作:にしまき かやこ
出版社:こぐま社
対象年齢:3歳~

[わたしのワンピース (日本語) 大型本]

>>本の紹介はこちら

ある日、空から落ちてきた真っ白な布で作った、うさぎさんのワンピース。そのワンピースを着てお花畑を通ると花模様に、雨が降ると水玉模様に…。

「わたしのワンピース」は、1969年の発行から愛され続けるロングセラー絵本。ワンピースの不思議な変化に子どもたちはくぎ付け!

「ラララン ロロロン」と不思議な言葉は、どう読むのか迷ってしまうところですが…。歌うもよし、リズムに合わせるもよし、自分の感性で世界観をつくりあげてしまいましょう!



 

もうぬげない

作:ヨシタケシンスケ
出版社:ブロンズ新社
対象年齢:3歳頃~

[もう ぬげない (日本語) 単行本]

>>本の紹介はこちら

着替えようとしたら、服がひっかかって脱げなくなった。このまま脱げなかったらどうしよう?あれこれ考えているうちに…。

かわいらしい絵とユニークな内容で話題の作品が、「もうぬげない」。

着替えなど、自分で身の回りのことをし始めた年齢の子どもたちに読み聞かせると、「自分の服が脱げなくなったら…」と、想像を巡らすかも。

「みんなはどうする?」「どうなると思う?」など、子どもたちの想像を刺激しながら読み進めるのも面白いですよ!

へんしんトンネル

作・絵:あきやまただし
出版社:金の星社
対象年齢:2・3歳~

[へんしんトンネル (新しいえほん) (日本語) 大型本]

>>本の紹介はこちら

くぐるといろんなものに変身してしまう「へんしんトンネル」。ある日、かっぱが「かっぱかっぱかっぱ」と言いながらくぐると…なにに変身するのでしょうか?

「へんしんトンネル」は、言葉あそびを盛り込んだたのしい絵本。初めて見る子どもたちは、「なにに変身するの?」と不思議なトンネルに夢中になるでしょう。

私が昔担任していたクラスでは、「せーの!」と言うと「かっぱかっぱ~!」とノリノリな子どもたちの様子が見られた大人気作でした!

おしいれのぼうけん

作:ふるたたるひ
たばたせいいち
出版社:童心社
対象年齢:3歳~

[おしいれのぼうけん (絵本・ぼくたちこどもだ) (日本語) 単行本]

>>本の紹介はこちら

保育園でのお昼寝前に、ミニカーの取り合いでけんかになったさとしとあきら。ふたりは先生に叱られて、おしいれに入れられてしまいます。そのおしいれの中で出会ったのは、恐ろしいねずみばあさんでした。さとしとあきらは力を合わせてねずみばあさんをやっつけようとしますが…。

「おしいれのぼうけん」は、ドキドキ・ハラハラな展開に思わず惹きこまれ、友だちの大切さも知ることができるロングセラー絵本。「読んだことがある!」という保育士さんも多いかもしれません。

おしいれの中で繰り広げられる世界に引き込まれ、自分が主人公になった気持ちになる子どもたちも多いのではないでしょうか。

ストーリー性があるので、子どもたちの中の「おしいれの世界」をとめないように、最後まで一気に読み切ることをオススメします!

まとめ

想像力を育てるおすすめ絵本、いかがでしたか?子どもたちが自分の世界を広げるきっかけになる、魅力ある一冊で、読み聞かせの時間をさらに楽しくできるといいですね。


【関連記事】

続きを読む

会員登録ボタン_2text