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子どもの学びと発達を促す「プロジェクト活動」とは?

バッブラナを使ったプロジェクト活動の様子
スウェーデン在住で2児の母であり、プレスクールで保育士として働くよしざわたかこです。この連載ではスウェーデンの幼児教育を中心として、保護者の目線と働く目線とを織り交ぜながら、現地のリアルな情報をお伝えしていきます。

6月が年度終わりのスウェーデンは、現在夏休みの真っ只中です。職場のプレスクールは、7月6日から7月31日まで閉園しています。私はこの1年、1〜3歳までの子どもたち13人と2人の同僚と過ごし、さまざまな経験をすることができました。今回は、この1年を通してやってきたプロジェクト活動についてお伝えしたいと思います。

スウェーデンの多くのプレスクールでは、プロジェクト活動かテーマ活動を通して、子どもたちの学びや発達を促しています。職場ではプロジェクト活動を採用していて、年少児(1〜3歳)と年長児(3〜5歳)それぞれのクラスで1つ、あるいは2つのプロジェクトを行っています。

今年度の年少児は「Babblarna(バッブラナ)」と「Degital kompetens(デジタル能力)」の2つのプロジェクト活動を走らせていました。今回と次回で、「Babblarna(バッブラナ)」の活動を紹介します。

Babblarnaとはスウェーデンの0〜2歳児向けのキャラクターで、原色の色を使い「Babba」「Dadda」と言った赤ちゃんが発語しやすい名前がつけられています。歌やダンス、単語を覚えさせるアニメなどがあり、日本のしまじろうのような存在といえばイメージがつくかと思います。
 
プロジェクト活動で使用する人形とその影

クラスの全員が、プレスクールが始まる前から慣れ親しんでいるキャラクターで、多くの子がそれらを見かけるたびに名前を呼んで興味を示していました。8月から新学期が始まり、約1か月は新園児の慣らし、子どもの興味を探る期間であるため、その後に保育士チームでどんなプロジェクトにするか話し合って決めました。年長児の場合は、子どもとの対話によって決めることが多いのですが、年少児は保育士チームで決めます。





10月から本格的にスタートさせて、スウェーデンのナショナルカリキュラムにある発達領域(日本の「10の姿」に近いです。詳しくは過去の記事を参考にして下さい)を網羅するようなさまざまな活動をしてきました。
>>スウェーデンのナショナルカリキュラムを読んでみよう!

プロジェクト活動の中身は、保育士の計画した活動や自然発生的に起こった活動、子どもの姿を記録しながら、点と点をつなぎ合わせるように行っていきます。

次回はもう少し詳しくどんな活動をしていたのかお伝えしてます。

>>Babblarna(バッブラナ)のYouTubeはこちら


>>「デジタル能力の育成」が義務化されたスウェーデンのプレスクール
>>スウェーデン版「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」とは?
よしざわたかこ

この記事を書いた人

よしざわたかこ

スウェーデンの保育士。東京でOL(10年)→出産→退職→幼児教育を学ぶために再度大学生→2016年に家族でスウェーデン移住→スウェーデン語をゼロから学び、2019年5月からプレスクールに勤務中! 移住後は、スウェーデンの幼児教育事情をブログにて配信中。
<ブログ>
https://sweden-hoikublog.com/

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