2021/11/11
秋は自然遊びの季節!落ち葉やドングリでできる遊び・製作アイデア

秋の自然物を使った遊び

ひっつき虫集め
“ひっつき虫”や“くっつき虫”と聞いて「なつかしい!」と思った先生も多いのではないでしょうか。子どもの頃、公園で遊んだ後に、気付くと服についていたあの植物です。おそらく皆さんが思い出すであろうよく見るひっつき虫は、「オオオナモミ」と「アレチヌスビトハギ」。最近はあまり目にしなくなってしまいましたが、お散歩先の公園で探してみてはいかがでしょうか。

落ち葉のベッド

自然の宝箱作り
さまざまな色の葉っぱやドングリ、まつぼっくり、木の実、石などを集めて、手作りの宝箱に入れるシンプルな遊びです。ティッシュやお菓子の空き箱を使って、事前に自分用の宝箱を作っておきましょう。色ごとにまとめたり、お気に入りの自然物でいっぱいにしたり、自分だけの宝箱を作ることができますよ。秋の自然物を使った製作アイデア

ドングリマラカス

木の実で写真立て
段ボールに紙粘土を貼り付ける写真立ての作り方で、フレームに木の実を飾りましょう。ドングリだけでなく、色づいた木の実やススキ、木の枝を使うとより秋らしい雰囲気が出ます。自分の好きな素材を使って、自由に楽しんでみてください。ドングリケーキ
ドングリを苺に見立てたケーキ作りです。土台はカップに綿などを入れても良し、段ボールや紙粘土を使っても良し。もちろん園庭や公園の砂場で砂を使っても良いですね。木の枝や木の実など、いろいろな物を使ってアイデアが広がります。ドングリ拾い用ケース
ドングリ拾いは定番の活動ですが、拾った木の実を入れるケースを製作してより楽しい活動にしてみましょう。専用のケースに入れていくことで、「自分で集めた」という達成感を持つことができそうですね。もちろんドングリに限らず、葉っぱや他の木の実も入れられますよ。葉っぱアート
とにかく自由に思うままに、落ち葉を画用紙に貼り付けていきます。子どもによって、特に規則性なく好きなように貼っていく子もいれば色ごとに並べる子、うまく葉っぱを使って何かを表現する子など、いろいろな個性が見られて面白いですよ。
まつぼっくりのモビール
まつぼっくりを繋げて、ゆらゆら揺れるモビールを作ってみましょう。色を塗ったり、画用紙で目を作ってミノムシっぽくしたり、ドングリも一緒に吊るしたりと、可愛くアレンジ可能です。保育室の入り口や壁に飾ると季節を感じられて良いですね。ドングリ・木の実を使った造形
ドングリや木の実は、手ごろな大きさの造形材料としてもうってつけです。製作・工作の活動に素材として取り入れてみましょう。落ち葉のかんむり
作り方はとても簡単、落ち葉のかんむりです。子どもの頭のサイズに合わせた画用紙に落ち葉を貼っていくだけ! イチョウやモミジなど色がついた葉っぱを使うと、色合いが美しい作品が完成します。思わずずっと被っていたくなるかんむりを作ってみましょう。ドングリで遊ぶ前に

虫がいるかも⁉
子どもたちにとっては宝物のドングリ。せっかくだから長くたくさん遊んでほしいですよね。でも、保育士さんの中にはこんな心配をしている方もいるのではないでしょうか?「虫が出てきたらどうしよう」
そうです、ドングリの中には虫がいることがあり、気付くと…なんて経験をしたことがある方も多いはず。やっぱりちょっと気になりますよね。そこで、製作や遊びに使う前にひと手間加えて、処理をしておきましょう。
おすすめは煮沸処理

【用意するもの】
- お鍋
- 水
【処理方法】
①まずは拾ってきたドングリを水洗いしてキレイにします。
※このとき「穴あき・ヒビ割れ・汚れ」があるものは残念ですが除けておきましょう。また、水に入れて浮いてきたドングリはすでに虫食いしているため、これも除けましょう。
②お鍋に水を入れて沸騰させます。
③沸騰したお湯にドングリを入れましょう。
※煮沸時間が長いと、電子レンジ同様破裂してしまいます。小さめのものは3~4分、大きめのものは10分前後が目安です。
④お鍋から取り出して水気を切ったら、新聞紙などの上でしっかり乾燥させましょう。
せっかく拾ってきたドングリを長く楽しむためにも、ひとつの知識として覚えておくと役立ちますよ。特に、手作りおもちゃや製作に使うドングリは、事前に煮沸処理をしておきましょう。
秋ならではの自然を楽しもう
秋は子どもたちの興味や好奇心を掻き立てる自然がたくさん溢れています。ぜひ公園などにお散歩に行ったときには、身の回りの風景に目を向けてみてくださいね。▼その他の関連記事