今回は2人でも遊べる布おもちゃ
今回は、簡単に作れて楽しい「ミトン型羽子板」を紹介します。 こんな感じです!ただ、この写真だけではちょっとわかりづらいですよね。
こんな風に、スリッパを履くように手にはめて使います。 (写真は5歳の子の手にはめてもらいました)
フェルト製で手袋のように手になじみますが、芯に段ボール紙が入っているので、しっかりとした形をしています。
「ミトン型羽子板」の遊び方
このミトンで‟てるてる坊主のようなボール”をポンポン打って遊びます。羽根つきやバトミントンと似ていますが、バトミントン等のラケットは棒状のものを振ってボールを狙わなければならないのに対し、この「ミトン型」は自分の手で打てば良いので、幼児にとって操作がより簡単になっています。
では、材料と作り方を紹介しましょう。
材料と作り方
材料
●ミトン(子どもサイズ 1個分)・フェルト【A】(17㎝×13㎝の楕円形) 2枚
・フェルト【B】(フェルトAを2/3に切ったもの) 1枚
・段ボール (15㎝×11㎝の楕円形)
・糸
・ボンド
●ボール(1個分)
・布 (直径15㎝)
・輪ゴム
・わた
作り方
- 段ボールにボンドを塗り、両面にフェルト【A】を貼り合わせます。フェルトの周りは後で縫い合わせるので、フェルトの外回りにはボンドをつけないようにしましょう。
- 1.にフェルト【B】を重ね、周りを縫う。 ※フェルトにアップリケをしたり、フェルトシールを貼ってデコレーションしたりしてもかわいいですね。
- ボール用布の中央にわたをのせ、てるてる坊主を作るように包み、輪ゴムで留める。
遊び方のワンポイント
初めから対面で打ちあうのは難しいので、年齢や経験によって、いろいろな遊び方を考えてみました。(対象年齢は参考です)1歳~
「ボールにゴムひもをつけて上から吊るし、打ってみる」ミトンにボールが当たる感触や、跳ね返ってくるボールの様子を楽しみます。屋外では、遊具の間にロープなどを渡し、そこに「パン食い競争」のようにボールを並べてぶら下げると、みんなで一緒に遊べそうですね。
3歳~
「ミトンを下からかまえ、保育者が投げたボールを打ってみる」お子さんはミトンを付けた手のひらを上に向けて、ボールを待ちます。保育者がミトンを狙って投げてあげると、下から簡単に打つことができます。
5歳~
「斜面を作って、上から転がり落ちてくるボールを狙ってみる」大きな段ボール板などで斜面を作ります。ボールに合わせて、自分で動いて打てるようになっていきます。
ほかにも子どもたちと一緒に、いろいろな遊び方を工夫してみてくださいね。
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