2020/07/04
保育士厳選!夏祭りが盛り上がる出し物アイデア10選

保育園の夏のメイン行事と言えば夏祭り。保育士や子どもだけでなく、保護者にとっても楽しみなイベントのひとつですね。今年は新型コロナウイルスの影響でやむなく中止を決めた園や、規模を縮小して開催する園が多いようです。決行する場合は、安全性や衛生面に気をつけながら、できる範囲で楽しみましょう。今回は、おすすめの出し物アイデアをご紹介します。
夏祭りのねらいとは
夏祭りは保育園の行事の中でも、大がかりなもののひとつです。しっかりとねらいを決めて、どのような行事にするのか考えておきましょう。【ねらい】
- 友だちと協力してひとつのものを作り上げる達成感を得る
- 夏祭りを体験し、伝統文化に触れる
- 保育者や友だちと親睦を深める
- 保護者と子ども、保育者が共に楽しく過ごす
- 保護者同士の関わりを深める
夏祭りの出し物【手作りゲーム編】

輪投げ
【材料】
- ペットボトルまたはラップの芯
- 画用紙
- 新聞紙
- 段ボール
- ガムテープ
- セロハンテープ(大)
- ペン
- ハサミ
- ノリ
<土台>
- ペットボトルまたはラップの芯などに画用紙を巻きつけます。その他にも、色水に変えたり柄をつけたりアレンジ可能です。
- 段ボールに画用紙を貼ったり色を塗るなどして、土台を作ります。テーマに沿ったものや、子どもの好きなものを作るのがおすすめです。
- 土台に①を配置し、動かないようにセロハンテープを使って固定すれば完成です。このとき点数などをつける場合は、それに応じて場所を考えましょう
新聞紙で輪を作り、ガムテープで一周巻いて強度を増しておけば完成です。
魚釣り
【材料】
- 厚紙
- クリップ
- 磁石
- 魚のイラスト
- 割りばし
- タコ糸
- セロハンテープ
- 厚紙に魚のイラストを貼り付け、切り取ります。イラストは手書きでももちろんOKです。
- 魚にクリップをつけます。
- 割りばしにセロハンテープでタコ糸をつけ、先に磁石を取り付けます。
- たらいに魚を入れれば完成です。
玉入れ
【材料】
- 段ボール
- 新聞紙
- ガムテープ
- カッター
- 画用紙
- ハサミ
- ノリ
<土台>
- 段ボールは組み立てた状態で使います。画用紙やペンを使って動物やキャラクターなど好きなものに見立てましょう。
- カッターで玉を入れる穴を開ければ完成です。子どもたちが入れやすいサイズを考慮しましょう。
新聞紙を丸めてガムテープで巻けば完成です。
夏祭りの出し物【お店編】

ヨーヨー釣り
夏祭りと言えばやっぱりヨーヨー釣りですね。カラフルな水風船のヨーヨーが浮かんだプールに子どもたちはワクワクすること間違いなしです。市販のヨーヨー釣りセットについている釣り糸は少し難しいので、年齢によってはS字フックとストロー、紐を使って手作りできる強度のあるものに変えても良いですね。くじひも
くじひもとは、たくさんのひもを垂らしてその先に景品をつけるくじ引きです。段ボールを使って手軽に作ることができ、何が当たるか分からないドキドキ感が楽しめますよ。お面屋さん
お祭りで子どもたちの憧れを集めるお面。画用紙や輪ゴムを使って、オリジナルのお面を作ってみてはいかがでしょうか。つけてみたら小さかった…ということがないように、事前に子どもたちの頭のサイズをおおよそ測っておくと良いですよ。食べ物屋さん
衛生面への配慮が必要ですが、調理スタッフさんに協力を依頼して食べ物の屋台を出すのも良いですね。出来るだけ手軽に作れるものや手が汚れないもの、こぼれないものを選びましょう。このときアレルギー食材には要注意。園内でどのようなアレルギーを持つ子どもがいるのか把握したうえで、対応を考えましょう。夏祭りの出し物【実践編】

神輿
やっぱりお祭りに欠かせないのが、神輿(みこし)ですね。クラス全員で手作りの神輿を担ぐことを目玉としている園も多いのではないでしょうか。当日までに大がかりな製作を協力して行うことで仲間との協調性が育まれ、何かに一生懸命取り組む大変さと同時に達成感を味わうことができます。盆踊り
みんな参加で楽しく盆踊りもおすすめ。さまざまな曲があるので、子どもたちと一緒に曲を決めてみるといいかもしれません。【おすすめ盆踊り楽曲】
- 月夜のポンチャラリン
- アンパンマン音頭
- アラレちゃん音頭
- お江戸はカーニバル!
手作りキーホルダー
プラ板を使ったキーホルダー作り体験は、物の性質への興味を引き出す機会にもなる楽しい出し物です。オーブンに入れることで縮んでいくので、その様子に子どもたちは釘付け! 好きな絵を描いて楽しんでみてくださいね。夏の行事を楽しもう
毎年保育園の目玉行事でもある夏祭り。今年はいろいろと開催が難しい面もあるかと思いますが、できる範囲で行事を楽しむ機会を設けられると良いですね。【関連記事】